「この道は いつか来た道・・・」
思い出を振り返るような語り口調で始まるこの曲は、作詞北原白秋、作曲山田耕筰によって生み出された歌曲で、1926年(大正15年)に雑誌「赤い鳥」によって発表されました。
2020年3月に東京・新宿のJDRサロンで開催予定だった三谷真紀さんとのミニコンサート「オーボエダモーレの響き」では全6曲の演奏を予定しており、その中に真紀さんからの要望をいただき演奏に組み込まれ、編曲にとりくみ演奏を準備しておりました。ところが演奏会はコロナ感染対策のため延期となってしまい、いずれお披露目をと時期を伺っておりましたが、その翌年2月に真紀さんは病のため帰らぬ人となってしまいました。もう二度と真紀さんの生演奏に触れることができないかと思うと無念でなりません。真紀さんのこの曲への想いを共に感じていただければ、編者としても幸いです。(高嶋圭子)
香川県高松市生まれ。広島市出身。
4歳からピアノを始め、中学高校時代では部活動で合唱に熱中。高校二年より和声学・作曲理論を学び始め1982年東京藝術大学音楽学部作曲科へ。卒業後の1987年、パリ・トロンボーン四重奏団初来日の際にアンコールピースとして「夕やけこやけ」「わらべうた」を提供して以来、トロンボーンに関わる作品が多い。
トロンボーン四重奏のための「パスピエ」「メモリーズ」「スクエアダンス」「古都三景」「出逢いは、はじまり」「ふるさとのうた」「四季の詩」「ハナミズキの祈り」「砂の丘を越えて」など、またトロンボーンとピアノのための作品として、ミシェル・ベッケ氏のソロアルバムにも収録されている「幻想五木の子守唄」をはじめ、ソナタ「風花賛礼」「夜の静寂に」「春の呼ぶ声を聞く」などがある。合唱曲としては、落語を主題にした「時そば」(混声合唱)、女声合唱組曲「京都の恋(詩:黛まどか)」「花だより(詩:高橋うらら)」など。ピアノ曲としては「ピアノ発表会物語」がピティナ・ミュッセ(インターネット上の楽譜配信サービス)にて好評配信中。
1998年に広島で行われた国民体育大会では、開会式・閉会式のファンファーレを作曲。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。
※高嶋の「高」は、はしごだかが正式です。システム上表示ができないため代用しております。
"This road was one that I had walked down one day..."
This song, which opens with these spoken words that look back on the narrator's memories, was written by Hakushu Kitahara and composed by Kosaku Yamada. It was published in the magazine "Akai Tori" in 1926.
My joint miniconcert "The Sound of the Oboe d'amore" with Maki Mitani was scheduled to be held at the JDR Salon in Shinjuku, Tokyo, in March 2020, where a total of six pieces were on the setlist. I had been working on the arrangement of these pieces and preparing for the concert while involving Maki in the planning upon her request. However, the concert had to be postponed due to the COVID19 pandemic, and we had been looking for a time to reschedule it. Unfortunately, Maki passed away from an illness in February of the following year. I am overwhelmed by regret whenever I think of how I would never be able to experience the joy of Maki's live performances again. As its arranger, I would be delighted if Maki's thoughts on this piece resonate with you as well.
この道(ポストカード付):山田耕筰 arr. 高嶋圭子 [ダブルリードソロ]
¥3,300
白虎繚乱~なれし御城に残す月影~:樽屋雅徳 [吹奏楽スコア]
¥2,860
歌劇「運命の力」序曲(ファンファーレバンド版):ジュゼッペ・ヴェルディ arr. ピート・シュタルマイアー [ファンファーレバンド中編成]
¥43,560
「アルルの女」第2組曲より 間奏曲:ジョルジュ・ビゼー arr. 林田和之 [サクソフォン4重奏]
¥2,750
収穫の讃歌:福田洋介 [吹奏楽小編成-レンタル譜]
¥30,800
4つのスコットランド舞曲:マルコム・アーノルド / 渡部哲哉 [吹奏楽大編成]
¥18,700
光焔の鼓動:近藤礼隆 [吹奏楽スコア]
¥2,860
ユーフォニアム協奏曲:ヨーゼフ・ホロヴィッツ [吹奏楽中編成]
¥60,830