一年に一度必ず訪れる「ある一日」。例えばクリスマス。晩秋ごろから徐々に華やいでいく街並みがとても楽しみです。思い出を重ね、それらを大切にすることは、人が生きていくということと同義でしょう。
しかし、ただただ慈しむためにその日があるのではありません。今年も、来年も、その後もずっとずっと「ある一日」はやってくるのですから。昨日の自分と今日の自分がすでに同一ではないように、明日の自分などもはや見知らぬ生命体(・・かもしれない)。それは時も同じ。あらゆる事象はいつだって、誰にとっても初めての瞬間であると思います。
本作品は岐阜県立羽島高等学校吹奏楽部のメンバーのために作曲されたものです。初演時の時節柄、クリスマスをイメージしていたのでキャロルとしています。
大阪教育大学教養学科芸術専攻音楽コース卒業。同大学大学院芸術文化専攻修了。作曲を澤田博、北川文雄の両氏に師事。
主な作品に、バリトン独唱と管弦楽のためのカンタータ「倭建命 流離譚」、トランペット八重奏曲「四季の奏鳴」など。吹奏楽作品に、「火の断章」(2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲)、「Bye Bye Violet」、「愛の祭壇」など。
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