浄瑠璃姫とは、三河の国矢作につたわる姫君。
奥州を目指して東へ下る源義経は、この美しい浄瑠璃姫と恋に落ちました。しかし、義経は大事な旅の途中のため、姫とは別れ先を急ぎます。ところがその先の蒲原宿で重い病になり、浜辺へ遺棄されてしまいます。義経の危機を知った浄瑠璃姫は浜へとたどり着き、義経の亡骸を抱き、涙を流し愛する義経の蘇生を祈願します。祈りは届き、息を吹き返した義経は、身分を明かしますが、またもや涙ながらに姫と別れ、奥州を目指し再び旅に出ました。 再会を約束した姫のもとに今度は義経が平泉で討たれたという知らせが届き、姫はすぐさま陸奥へと旅立ちました。こうして姫はようやく義経にめぐり会えましたが、喜びも束の間、姫は長旅の疲れから病に臥し、むなしく息を引き取ったと言われています。義経は悲しみに襲われながらも、姫への想いを胸に津軽半島を経由し、やがて蝦夷へと向かうのでした。
現代の青森ねぶた祭りに、この義経の北行伝説のねぶたが登場したことがあり、実は北行伝説を語る上で、浄瑠璃姫の伝説も重要な鍵だと言われているそうです。
これらの青森を舞台とした伝説が津軽三味線の音色と共に語り継がれたことから、この曲にもねぶた音階、津軽三味線のイメージを織り込み、義経の伝説の壮大さや浄瑠璃姫の姫との切ない恋物語をイメージし、作曲しています。
2015年に作曲された中編成版をもとに、オーケストレーションを小編成向けに改訂しました ( 樽屋雅徳 )
1978年千葉県銚子市生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部作曲学科卒業。佐藤博、宮本良樹各氏に師事。
フランスで吹奏楽曲「Ardent Overture」を出版。代表作として「絵のない絵本」「民衆を導く自由の女神」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」「ラザロの復活」「マードックからの最後の手紙」などがある。
全国の吹奏楽団やマーチングバンドからの委嘱も数多く、その作品の多くが国内外問わず広く演奏され、日本でもっとも人気のある作曲家のひとりである。また、作曲・編曲の傍ら、吹奏楽指導やコンクール等の審査員、執筆活動などでも多くの成果を挙げている。
2004年~2018年まで銚子市立銚子高等学校の音楽監督を務めマーチングコンテストで全国大会へ、吹奏楽コンクールでは東関東大会、東日本大会へと導く。
現在はベルモンテウィンドオーケストラの指揮者・音楽監督を務め、指導者としても高い評価を受けている。
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