曲はさいたま市で定期的に行われている「胎児ちゃんと音学会~胎音会~」というイベントのオリジナル曲として書きました。
「妊婦さんが子供を生むまでの様子と心境を曲にして欲しい」という委嘱元のお願いにはじめ非常に困りました。作家の私には子供がいませんし何より男だし・・。
なので曲を書くにあたって助産師さんにたくさんの資料を用意して頂き徹底的に解説いただきました。新婦さんの生む前の希望と不安、胎児の動きや心音、陣痛などなど。それをもとに曲を構成していきました。
一つのメインテーマを中心に不安な感じを不協和音で、胎児の心音をテンポとリズムで、生まれた直後に(助産師さんや旦那さんに)声をかけられている様子をバリトンサックスのソロでと一つのドラマに仕上げました。ここで一つの命が誕生し新たな人生が始まるという意味を込めてタイトルは決まりました。(高橋宏樹)
1979年、東京生まれ、パンスクール・オブ・ミュージックにて映像音楽やポップス理論などを学ぶ。主に吹奏楽曲や管楽アンサンブルの作編曲をしている。その他ポップスの編成やオーケストラの編曲なども手がけている。ピアノやキーボードのサポート、鍵盤ハーモニカなどプレイヤーとしての活動も行っている。シュピール室内合奏団メンバー。ズーラシアンブラス契約作編曲家。
吹奏楽作品:行進曲「勇気のトビラ(2014吹奏楽コンクール課題曲)」「オーディナリー・マーチ」「アミューズメント・パーク組曲」「サーリセルカの森」「流星の詩」など。
アンサンブル作品:「文明開化の鐘」「グリムの古城」「アマンド・ショコラ」「The Times」「3つの魔法」「月明かりの照らす3つの風景」など。
ひろきさんの家(HP) http://www.hiroki-san.com/
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