2020年、クラリネット×2、サクソフォン×2の四重奏のユニット「Clax(クラックス)」からの委嘱により「ウミウシノウタ」を作曲。その後クラリネット四重奏に翻案、2021年に「カクレクマノミは隠れない」を、2022年に残りの3曲を作曲し組曲「ウミノイキモノ」として発表。なお、デンキクラゲの英訳"Electric Jellyfish"は作曲者による造語で、フィリップ・K・ディックのSF小説のタイトルのオマージュ。
1.カエルアンコウのファンファーレ(Fanfare of Frogfish) どこかユーモラスなファンファーレのあと、泳ぎが苦手なカエルアンコウは、胸びれと腹びれでゆっくりと海底を歩きはじめる。
2.スキューバダイバーはデンキクラゲの夢を見るか?(Do Scuba Divers Dream of Electric Jellyfish?) ダイビングボートの上でお昼寝中のダイバーが、優雅に漂うクラゲの夢をみている。でもそのクラゲ、触ると痛いデンキクラゲかも知れませんよ。
3.ウミウシノウタ(Sea Slug Song) 魚たちが寝静まった月の夜、小さなウミウシたちが歌っているのが聴こえてきます。
4.カクレクマノミは隠れない(Clownfish Don't Hide) 「イソギンチャクさんに隠れていなさい」と言われてるけど、お母さんの目を盗んで遊びに行ってしまうカクレクマノミの子供たち。
5.ダンゴウオ・タンゴ(Lumpfish Tango) 冷たい冬の海の中で「真冬のアイドル」ダンゴウオのショーが始まりますよ。暖かくして見に行きましょう。
1960年山口県生まれ。小学校の金管バンドでトランペット/ユーフォニアムを、中学・高校の吹奏楽部でクラリネットを担当。武蔵野音楽大学卒業。卒業後はマルチリード、キーボード奏者、作編曲家として、ミュージカルの公演、コンサート、レコーディングに参加。吹奏楽や管楽器のための作編曲も多く、ポップスを中心に、ヤマハ・ミュージック・メディア、ブレーン、ウィンズスコア、イースター音楽出版、フォスターミュージック、ミュージック・エイトからの出版をはじめ、レコーディング、コンクール、コンサート、映画のための作編曲作品多数。
第14回21世紀の吹奏楽"饗宴"入選。クラリネットを千葉国夫、村井祐児、柏野晋吾、西村一の各氏に師事。作曲は池田一秀、池田悟の各氏に師事したものの、ほぼ独学。江古田楽器祭総合プロデューサー。
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