アンサンブル全体のとけ合った響きは、吹奏楽の大きな魅力のひとつ。コラールを美しく演奏できることは、すぐれた吹奏楽の証とも言えます。つまり、コラールを通じて美しい響きをつくることは、レベルの高い演奏を目指す上で重要なのです。
しかし、美しい音を並べただけでは、よい音楽にはなりません。それぞれ異なる声部の役割を理解することで、吹奏楽ならではの立体的な音楽を作り上げることができるでしょう。コラールは音楽の基本を勉強するための楽曲でもあるのです。
■収録曲■
1. もみじ (F dur 4/4) 作曲:岡野貞一 /編曲:後藤 洋 (約1:30)
2. あら野の果てに (Es dur 4/4) 讃美歌 / 編曲:後藤 洋 (約2:10)
3. 故郷 (F dur 3/4) 作曲:岡野貞一 / 編曲:水口 透 (約2:00)
4. ケンタッキーの我が家 (F dur 4/4) 作曲:S.フォスター / 編曲:八木澤教司 (約3:00)
5. アメージング・グレイス (F dur - B♭dur 3/4) 讃美歌 / 編曲:八木澤教司 (約3:00)
兵庫県西宮市在住。武蔵野音楽大学作曲学科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。吹奏楽やアンサンブルの代表作は日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国、南米でも重要なレパートリーとなる。
2019年11月9日、天皇陛下御即位奉祝記念式典・国民祭典において天皇皇后両陛下「お出迎えのファンファーレ」として、東京2020パラリンピック開会式の式典音楽として作品がそれぞれ抜擢された。その他、ヨーロッパで歴史的権威のあるスペイン・バレンシア国際吹奏楽コンクールの課題曲に作品が選定、ミステリー映画「ソロモンの偽証・後篇」では「輝きの海へ」が挿入曲として使用されるなど活動は多岐に亘る。これまで全国植樹祭、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会の式典音楽制作を歴任。各種コンクール審査員、客演指揮、指導、講演、音楽雑誌執筆に加え、音楽出版社のプロジェクトアドバイザーなどを務める。
合唱曲として手がけた「あすという日が」は、希望の歌、東日本大震災復興シンボル曲と称され、2011年第62回NHK紅白歌合戦において夏川りみ、秋川雅史の両氏によって熱唱された。第21回日本管打・吹奏楽 アカデミー賞 作・編曲部門(2011年)受賞、平成23年度 JBA下谷奨励賞を受賞。
2020年度より関東から関西に拠点を移し、神戸女学院大学音楽学部で作曲・音楽理論・吹奏楽の指導にあたる。
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