「有名なトランペットの旋律といえば?」という質問があれば、この曲のタイトルは間違いなくトップ争いに食い込んでくるでしょう。
本スコアは、2013年10月に大阪のいずみホールにおいて開催されたコンサートのために編曲したものです。
コンサートは前半がNHK交響楽団首席トラペット奏者である菊本和昭氏によるソロ、後半は同氏が所属する京都トランペットグループ「Summer Breeze」によるアンサンブルという2本立てとして行われ、「トランペットの魅力、大集合!!」と冠されていました。この曲が取り上げられるのは当然かもしれません。
内在するハーモニーをわずかに書き加えている箇所もありますが、基本的には原曲に忠実であることを意図しています。
オーストリアの作曲家、フランツ・フォン・スッぺ作曲による本作は、オペレッタ自体のスコアが残存しておらず、今日は序曲が知られているのみ。
しかし、その序曲には何とも洗練された軽快さと流麗なメロディが見事に同居しており、何度聞いてもワクワクしますね。
どんな愉快な物語であったのだろうと想像する束の間の時間もまた楽しいものです。
八重奏となっていますが、七重奏でも演奏できるように考慮しています。
括弧でくくられた小音符は全てトランペット5番奏者が不在の場合に吹奏されるものです。(井澗昌樹)
大阪教育大学教養学科芸術専攻音楽コース卒業。同大学大学院芸術文化専攻修了。作曲を澤田博、北川文雄の両氏に師事。
主な作品に、バリトン独唱と管弦楽のためのカンタータ「倭建命 流離譚」、トランペット八重奏曲「四季の奏鳴」など。吹奏楽作品に、「火の断章」(2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲)、「Bye Bye Violet」、「愛の祭壇」など。
喜歌劇《軽騎兵》序曲(7-8重奏):フランツ・フォン・スッペ arr. 井澗昌樹 [トランペット8重奏]
¥4,400
ハイ・ホープス(7-9重奏): arr. クリストフ・フォン・ベルゲン [打楽器7重奏]
¥8,030
トロイメライ - 子供の情景 Op.15-7(マリンバ連弾):ロベルト・シューマン arr. 菅原淳 [打楽器2重奏]
¥2,750
鐘の歌~フリードリヒ・シラーの詩にもとづく:フィリップ・スパーク [吹奏楽中編成]
¥49,500
ウィグリー・ピース:安部一城 arr. 下野恵美子 [金管10重奏]
¥3,850
熊蜂の飛行(マリンバ連弾):ニコライ・リムスキー・コルサコフ arr. 菅原淳 [打楽器2重奏]
¥2,750
ディヴェルティメント:三澤慶 [混合3重奏]
¥4,400
ギジーズ・ホルン・デュオ・ブック Vol.4 - ジョージ・ガーシュウィン: arr. 古田儀左ェ門 [ホルン2重奏]
¥2,530
金の塔 前奏曲:ヘロニモ・ヒメネス arr. セルヒオ・ロドリゲス・ペニャ [吹奏楽中編成]
¥31,240