吹奏楽のための「三つの月」：福島弘和 [吹奏楽中編成-レンタル譜]

吹奏楽のための「三つの月」

群馬県教育委員会の委嘱により2019年に作曲しました。

題名の「三つの月」は、群馬県の県旗に描かれているマークの事で、月が３つ集まっているように見えます。この月形の模様は、上毛三山（赤城山、榛名山、妙義山）を指していて、安定感のある美しい印象がします。このマークをイメージして曲を作りました。

冒頭に現れる幾つかの主題が展開してゆきます。後半は、速いテンポの中でゆったりと長いフレーズが現れますので、伸びやかに華やかに演奏していただければと思います。（福島弘和）

仕様

スタディスコア/セット・版違いなど

【スコア】吹奏楽のための「三つの月」：福島弘和 [吹奏楽スコア]

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楽器編成

福島弘和(Hirokazu Fukushima)

東京音楽大学器楽科卒業、同大学研究科修了。オーボエを浜道晁、作曲を有馬礼子の各氏に師事する。

現在、オーケストラ、吹奏楽を中心に作曲活動をする。1998年「稲穂の波」、2000年「道祖神の詩」が全日本吹奏楽連盟の課題曲として採用。2019年には同連盟からの委嘱課題曲として行進曲「春」を作曲。1999年に朝日作曲賞（一般社団法人全日本吹奏楽連盟）、2007,’12.’13.’15.’19年に下谷奨励賞（公益社団法人日本吹奏楽指導者協会）、2010年に日本管打・吹奏楽アカデミー賞（作・編曲部門）の各賞を受賞。2001年国民文化祭や、2008年全国高等学校総合文化祭の創作音楽を担当。

21世紀の吹奏楽“響宴”会員。尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。

主な作品:交響曲ト調、シンフォニエッタ、同第2番「祈りの鐘」、同第3番「響きの森」、ラッキードラゴン～第五福竜丸の記憶、

百年祭、協奏曲、語りと音楽の作品、など多数

修正情報

THREE MOONS FOR WIND ORCHESTRA：Composer: Hirokazu FUKUSHIMA

This piece was commissioned by the Gunma Prefectural Board of Education in 2019.

The "three moons" in the title of this piece is a reference to the symbols in the design of Gunma's prefectural flag, which looks like a collection of three moons. These moonshaped elements stand for the Three Mountains of Jomo and create a comforting and beautiful impression. This piece was inspired by these symbols.

Several motifs that emerge at the opening of the piece continue to develop throughout. The second half of the piece features expansive drawnout phrases against the backdrop of a fast tempo, which I hope can be performed in a free and lively manner.

Specifications

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