中でも、九州沿岸の守りについた防人による歌は、教科書等でご覧になった方も多いのではないでしょうか。
私は、万葉集に収録されている「葦辺行く雁の翼を見るごとに君が帯ばしし投矢し思ほゆ」(巻13-3345)という歌にインスピレーションを得て、曲を作りました。
この歌は、防人である夫を亡くした女性が作ったと言われています。
「葦の水辺を飛ぶ雁の翼を見ると、夫の身につけていた投げ矢が思い出される」という内容で、防人の厳しさや残された家族の心情が感じられます。
曲は大きく、序章+緩急緩の4つの部分に分かれており、それぞれ「任地へ向かう重い足取り」「勇ましい防人のイメージ」「歌に描かれた女性の心情」「快速部の再現」といった場面をイメージしています。
全体を通して、一つのフレーズを複数のパートで細切れに演奏することが多い曲です。
練習をする際は、自分の担当するパートの内容に集中するだけでなく、曲全体を俯瞰することを意識すると良いでしょう。
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