この曲は、2011年に鎌田裕子氏の委嘱により作曲された作品です。曲は、12色の色鉛筆と平均律全部の12の音をコラボレーションさせ、C-durのシンプルなテーマから始まり、このモチーフがドミナント・サークルの順に登場する仕組みとなっています(ただし調性はハッキリしない場合が多い)。時にはユーフォ二アムだけ、時にはピアノだけ、時には2人で協力してテーマを演奏します。それぞれの色には登場順に、以下の注釈が付いています。
暖かみのあるピンク色
はつらつとしたオレンジ色
変化を予兆させる黄色
なにかが芽生えたきみどり色
神秘的な深いみどり色
奥深さを秘めた黒色
黒色につぎ込まれる白色
暗く悲しい灰色
水の滴り落ちるような水色
その滴を優しく受けとめる濃い青色
様々な要素の混ざり合った紫色
太陽のように開放感のある赤色
色彩感を楽しみながら演奏していただけたら幸いです。
挾間美帆
◆初演:2011年
◆初演者:鎌田 裕子(Euphonium)・佐藤友美(Piano)
“Pink to express warmth” “Orange to express vividness” “Yellow to presage a change” “Chartreuse to sprout something” “Deep green to signify mystery” “Black to denote profundity” “White to be into black” “Gray to express darkness and sadness” “Light blue to represent dripping water” “Blue to catch the dripping water gently” “Purple consisting of various elements” “Red to express a sense of freedom like the sun”
Miho Hazama
◆First Performance: 2011
◆First Performer: Yuko Kamata(Euphonium) and Yumi Sato(Piano)
1986年生まれ。2009年国立音楽大学音楽文化デザイン学科作曲専攻卒業。
作曲を夏田昌和、丸山和範の各氏に師事。
大学在学中は、国立音大ニュータイドジャズオーケストラに所属。2007年の「山野ビッグバンドジャズコンテスト」ではバンドは最優秀賞に、自身も優秀ソリスト賞を獲得。
08年のコンテストにはコンサートミストレスとして出場、コンテスト史上初めて自身の作曲したオリジナル曲を演奏し、2年連続最優秀賞の栄冠に輝く。在学中より作編曲活動を行なう。08年、東京オペラシティ・コンサートホールで初演された山下洋輔「ピアノ・コンチェルト第3番<エクスプローラー>」のオーケストレーションを担当、絶賛を博し一躍大きな注目を集める。
これまでに、雲井雅人サックス四重奏団をはじめサキソフォンやトランペットのアンサンブルに委嘱作品を、東京フィルハーモニー交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、東京佼成ウィンドオーケストラ、ヤマハ吹奏楽団などに作品を提供。また、テレビ朝日系「題名のない音楽会」出演や、自身のピアノトリオ「m_unit」でのライブなど、その幅広い音楽活動からは目が離せない。
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