この曲のテーマは「旅」。「絹の道」を舞台に人・自然・街をモチーフにした3つの組曲から成り立っています。中央アジアの民族音楽について調べていくと、国や民族ごとに数十もの微妙に音階の異なる節回しがあることがわかりました。今回はこの地域の音楽的特徴を踏まえ、自分がイメージして感じ取った音から独自の音階を作成し、それを基に作曲しております。(C,D♭,E,F,[G♭],A♭,A ,C)
1.2曲目は題名から感じ取れる「絹の道」の情景を大切にしながらもアカデミックなサウンドを心がけて演奏するとよいでしょう。3曲目は市場の活気がビンビン伝わってくるよう、可能な限り民族的な雰囲気を取り入れて演奏してください。2曲目とは対照的に切れ味の良いしっかりとしたタンギング、発声、鮮やかな装飾音の扱いなどを研究すると曲との波長が合い、理想的なサウンドになるのではないかと思います。三曲三様それぞれの個性を十分表現し、お互いの曲調の対比を意識して演奏してみてください。また、曲に合わせてクラリネットの様々な音色を聴かせてもらえたらと思います。
I. .キャラバン・・・
灼熱の絹の道をゆくキャラバン隊。荷物を積んだ何頭もの駱駝と人間が長い列をなしてただひたすら太陽の下を進んでゆく情景。過酷な砂漠の旅。
II. 月の砂漠・・・
夜、青白い月に照らされた砂漠。昼間とはまるで違うひんやりと静まり返った世界。
III. バザール・・・
東西から集まった様々な民族が行き交うオアシスの街。活気溢れる市場の情景。
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