春が来た：岡野貞一 / 片岡俊治 [吹奏楽中編成]

春が来た

春を歌った童謡の代表作のひとつです。作詞「高野辰之」、作曲「岡野貞一」によって作られました。この2人の組み合わせで作られた童謡・唱歌には、「ふるさと」「春の小川」「朧月夜」「紅葉」など、日本を代表する曲が多いことでも知られています。

このアレンジは、「春よ来い」（作詞：相馬御風、作曲：弘田龍太郎）のモチーフによる前奏、中盤にはメンデルスゾーンの「春の歌」のモチーフを使用した間奏などが散りばめられています。

最初は童謡として歌えるオーソドックスな曲想で始まりますが、曲が進むにつれワルツやマーチといった曲想に移るなど、とても面白い構成になっています。

演奏をするにあたっての注意点ですが、前奏や間奏などアーティキュレーションが細かく書かれている箇所がありますがフレーズが短くならないように注意してください。

編成は大きめに書かれていますが省略すれば20名程度での演奏が可能になっています。

バンドの事情に合わせて適時パートをカットしていただいても構いません。

Haru ga kita, is one of many such pieces that include “Furusato”“Haru no Ogawa”“Oborodukiyo” and “Momiji”, all composed by Tatsuyuki Takano and Teiichi Okano.

This arrangement by Toshiharu Kataoka is based on Haru ga kita, interwoven with music from Mendelsohn’s Spring Song.

The composer explores this combination through a series of variations, starting first with clear statements of the material before reworking it as a waltz and a march.

The score is very carefully notated but p erformers must give attention to phrasing and articulation is required to achieve the composer’s intent.

仕様

楽器編成

HARU GA KITA - SPRING HAS COME

Specifications

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