「足利市民吹奏楽団創立45年記念委嘱作品」として作曲した本作は、「大人が演奏するに耐える音楽」を目標に試行錯誤を重ねました。それは、ただ単に「技術的に難易度が高い」という事ではなく、むしろフレーズを「歌える」もの、表現としての「ゆらぎ」を演出できるもの、という事です。つまり、コンサートピースとして、プレイヤーの「自発的な音楽」を抱擁し、演奏するバンドの個性を表現できるような作品を目指しました。また、曲の終盤では「なりふり構わず大声で”愛”を叫ぶ」ような、そんな姿をぜひ表現して頂ければ、と思います。
ちなみに、タイトル「La chanson d’amour」ですが、私自身がフランス語に精通しているわけではありません。日本語のみの「愛の歌」あるいは「あいのうた」や「アイノウタ」などとすると、少し最近のJ-POPに近いカジュアルな印象になり、また、英訳すると「The Love Song」と少し照れくさいものになってしまうので、私自身の照れ隠しのためにあまり馴染みのないフランス語を使わせていただきました。
なお、作品を初演してくださった足利市民吹奏楽団の皆さま、音楽監督の齋藤俊也さま、また、足利市民吹奏楽団との出会いのきかっけを作って頂きました亀田守正さまに、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
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