この曲は、トロンボーンの名手であるドン・ルーカスの委嘱により作曲されました。
第一楽章は堂々としたテーマを含んだ楽観主義のフレーズに始まり、それとは対照的な抒情的なフレーズへと続きます。私はこれらを楽観主義の2つの側面であると考えています。『強く』『断固とした自信と柔らかな自信』『希望』の側面。もう一つの側面は『超越した』『苦難』『独り言』です。
第二楽章は、全体を通してミュートで演奏されます。ジャズの影響を受けた作品で、演奏者は自身の意思や個性を表現することができます。音の出だしのタイミングや音楽のニュアンスは演奏者にかなり影響を受けるでしょう。
この組曲は第三楽章の『Dance』で締めくくられます。人々が人生を祝ってリズミックで明るいテーマで踊る楽章です。
この作品を委嘱し、作品を広めてくれたドン・ルーカスの素晴らしいミュージシャンシップに感謝します。(ブルース・スターク)
アメリカ・シアトルを拠点に活躍する作編曲家、ブルース・スターク(Bruce Stark)の出版社ベルカーネ・パブリケーションズによるアンサンブル作品です。
アメリカの作曲家(サン・ディエゴ生まれ)。幼少よりパーカッション、ジャズピアノ、作曲などを学び、作品にはそうしたさまざまな音楽の影響が反映されている。ジュリアード音楽院作曲科でR.セッションズ、V.パーシケッティに学び、修士号取得。その後、20年以上日本に在住、多様な分野や感性から想を得た多くの作品を生み出し、独自の音楽語法を示してきた。2013年に帰国、デジペン工科大学(シアトル近郊)音楽学部の作曲および音楽理論の教授に就任。
作品はピアノ曲をはじめ、室内楽曲、合唱曲、オーケストラ曲など多岐にわたり、四大陸の多くのコンサートの舞台で演奏されているほか、数々のCDに収録、世界中のラジオ番組でも放送されている。コンポーザーズ・ギルド・コンクール第1位、バーロー国際コンクール第2位、ASCAP作曲賞など受賞多数。NFAフルート・コンヴェンション、アメリカン・ピアノ・フェスティヴァル、国際トロンボーン・フェスティヴァル、キャンベラ国際室内楽祭、ニューヨークの「Keys To The Future」シリーズでもフィーチャーされた。また、ティモシー・マフィット指揮バトン・ルージュ交響楽団、シャトーカ音楽学校祝祭オーケストラ、デイヴィッド・チャールズ・アベル指揮香港フィル、ジョシュア・ゾーナ指揮ラピッズ交響楽団なども彼の作品を演奏している。スタークの作品集は、ヘンスラー・クラシック(独)、セントー・レコード、レッドカイト・レコード他からリリースされているほか、トロンボーン奏者の小田桐寛之、東京クラリネット・アンサンブル、ジャパン・パーカッション・センターなどのCDにも個別の作品が収録されている。最近では、トロンボーン奏者の神田めぐみやドン・ルーカス、フルート奏者のジョン・バルセロナ、ピアニストのカイ・シューマッハーらより作品を委嘱されている。
ピアニスト/アレンジャーとしてのスタークの演奏は多くのディスクで聴くことができる(ヴィクター・エンタテインメント、マイスター・ミュージック、ALMレコード、ナミ・レコード、MAレコーディングス他、独立系レーベル多数)。東京在住の頃は、日本各地の主要なコンサートホールにソリストまたはアンサンブルのリーダーやメンバーとして登場、そのほか上海大劇院、アメリカのケネディ・センター、フルート奏者の藤井香織との中南米6ヶ国のツアー(国際交流基金主催)にも出演した。2013年には、ワイルドフラワー・ミュージック国際レコーディング・コンクールのソロ・ジャズピアノ部門で、「ボディ・アンド・ソウル」の彼の演奏が第一位を受賞した。
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