”伽羅奢(ガラシャ)”とは、戦国時代に明智光秀の娘、そして細川忠興の妻として壮絶な人生を送った細川珠の洗礼名です。
珠は、バテレン追放令の時代に密かにキリスト教を信仰していました。その熱心さと優れた理解・判断力をキリスト教徒に讃えられ、神の恩恵を意味する”伽羅奢”という洗礼名を授かり改宗しました。それ以降、彼女は“細川伽羅奢”としてその生涯を語り継がれています。
容姿端麗で聡明な伽羅奢は、夫の細川忠興の深い愛情を受け、仲睦まじく暮らしていましたが、最期の時は壮絶なものでした。
夫の遠征中に石田光成勢に屋敷を囲まれた伽羅奢は、「戦で敵に人質にとられたら、自害するか、家臣が妻を殺すように」との夫の言いつけを守り、覚悟を決めます。
屋敷の侍女たちを全員逃がし、そして、有名な辞世の句「散りぬべき 知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」を残して、気高く散りました。
「人も花も、散り時を知っているからこそ美しい」といった意味合いでとられる彼女の句にちなみ、凛とした花のように強く美しく、そして儚い人生を表現しています。(樽屋雅徳)
1978年千葉県銚子市生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部作曲学科卒業。佐藤博、宮本良樹各氏に師事。
フランスで吹奏楽曲「Ardent Overture」を出版。代表作として「絵のない絵本」「民衆を導く自由の女神」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」「ラザロの復活」「マードックからの最後の手紙」などがある。
全国の吹奏楽団やマーチングバンドからの委嘱も数多く、その作品の多くが国内外問わず広く演奏され、日本でもっとも人気のある作曲家のひとりである。また、作曲・編曲の傍ら、吹奏楽指導やコンクール等の審査員、執筆活動などでも多くの成果を挙げている。
2004年~2018年まで銚子市立銚子高等学校の音楽監督を務めマーチングコンテストで全国大会へ、吹奏楽コンクールでは東関東大会、東日本大会へと導く。
現在はベルモンテウィンドオーケストラの指揮者・音楽監督を務め、指導者としても高い評価を受けている。
“Garasha” was the Christian baptismal name of Hosokawa Tama, who lived an eventful life as the daughter of Akechi Mitsuhide and the wife of Hosokawa Tadaoki during the Sengoku period.
Garasha was a lady of immense beauty and intelligence, and she shared an intimate relationship with her husband Hosokawa Tadaoki by whom she is deeply loved. In her final moments, she left behind a famous death poem before departing this world valiantly.
The title of this piece is taken from a line in the poem that means “both humans and flowers are beautiful because they know the time when they will finally wither.” It captures the nature of human life which is both transient and powerfully moving like elegant flowers.
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