テューバという楽器はいつもオーケストラ、室内楽で土台としてずっしりとその存在感を誇示しているが、反面華やかなイメージを持つことはあまり無いように感じる。
今回次田さんから委嘱を受けた際には、彼のもつキャラクターを表現しようと考えた。
その結果、明るく華やかな(そして技巧的にも難しい)、いい意味でテューバのイメージをひっくり返しそうなテーマが頭に思い浮かんだ。
そしてテューバのもつ幅広く豊かで温かみのある音色から「豊穣」が、この曲のもつ明るく飛び跳ねるようなテーマから「祭」が頭の中で結びつき、「収穫祭」というタイトルを付けた次第である。
実りの季節は、暮らしを豊かにした。
暮らしを豊かにする実りの季節は、人々から歓迎される。
木々には熟れた実が、畑には穀物や野菜が、今か今かと収穫を待ち望んでいる季節。
天からは陽光と雨。どちらも実りには欠かせないものだ。
人々は祭りを開く。天と大地の恵みへの感謝と、溢れ出んばかりの歓びをこめて。
この曲がテューバの新たな一レパートリーになっていくことを願う。
(西下航平)
For foreign customers,
You can now purchase from overseas via WorldShopping BIZ.
Study scores, ensembles, and CDs can be ordered directly from our website.
Rental sheet music and some other items are not covered by this cart system, so please contact us by email.
12vcxjle0y28
スタディスコア10冊以上で30%OFF
対象カテゴリ
30 % OFF
残発行枚数:75
下限金額:¥28,600
有効期間:2023/03/01 ~ 2024/12/31