12月25日15時を持ちまして、
2025年内出荷の注文受付を終了いたしました。
以降のご注文は年明け
【 2026年1月7日(水)以降順次出荷 】
となります。予めご了承ください。
本年もたくさんのご愛顧を賜りありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
この作品は、フィンランドの国民的作曲家であるジャン・シベリウス(1865-1957)が、1922年ある工場の設立25周年を祝福して書いた弦楽四重奏曲が原曲となっています。その後、1930年に作曲家自身の手によってティンパニを含む弦楽合奏曲に編曲された版がよく知られています。森と湖の国・フィンランドの情景をそのまま描いたかのようなたいへん美しい曲でありながら、宗教的儀式を思わせる威厳かつ神秘的な雰囲気も併せ持つ魅力的な作品です。
この曲を表現する上で大切なことは、シベリウスが好んだ壮大なフィンランドの大自然を想像しながら、一人一人が美しく芯のある息と音で長いフレーズを作りあげること、ハーモニーの響きをしっかりと感じながら演奏することです。この曲に取り組むことで、しっかりとした基礎力をつけることができます。
この版は八重奏あるいはクワイヤー編成で演奏が出来ます。特殊管と呼ばれる楽器がない場合を想定してオプション譜も同梱していますので、編成に合わせてご利用いただければと思います。