吹奏楽のための組曲《ONE PIECE》：田中公平 arr. 樽屋雅徳 [吹奏楽中編成]

吹奏楽のための組曲《ONE PIECE》

これ1曲で《ONE PIECE》の世界を冒険。POPSステージのメインに!

　日本はもとより、世界各地で親しまれているアニメ《ONE PIECE》。尾田栄一郎原作の漫画を元に、1999年にアニメ化。10年を超える長期放送で常にトップの人気を維持し、またフランスを始め世界各地でもテレビ放送されるなど、日本発のアニメーション(ジャパニメーション)を代表する作品の1つとして高く評価されています。

　この組曲は、放送開始当初からサウンドトラックを手掛ける作曲家・田中公平が同アニメのために書いた数多くの作品の中から、作曲者自身が選び出した4つの楽曲により構成されています。

　力強くも軽快なリズムがワクワク感をもたらしてくれる第1曲「許せないヤツとは、戦え」に始まり、バスーンの美しく優しいソロが心に響く第2曲「片翼の鷹」、勇壮で決然としたサウンドで固い決意をイメージさせる第3曲「反撃の狼煙」、そして、マーチ調の軽快な音楽からテーマ曲へと繋がる第4曲「やったぜ!パーティーだ!!(ウィーアー!)」の4曲からなる組曲。約10分の音楽で、《ONE PIECE》の世界を存分に「冒険」して頂く事ができます。

　この吹奏楽版は、田中公平自筆のオリジナル・スコアを元に樽屋雅徳が編曲し、田中公平本人が監修。コンサートのPOPSステージでメインを飾るのに相応しい、本格的なアレンジとなっています。

<収録曲>
1. 許せないヤツとは、戦え
2. 反撃の狼煙
3. 片翼の鷹(シャンクスのテーマ)
4. やったぜ!パーティーだ!!(ウィーアー!)

仕様

楽器編成

樽屋雅徳(Masanori Taruya)

1978年千葉県銚子市生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部作曲学科卒業。佐藤博、宮本良樹各氏に師事。

フランスで吹奏楽曲「Ardent Overture」を出版。代表作として「絵のない絵本」「民衆を導く自由の女神」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」「ラザロの復活」「マードックからの最後の手紙」などがある。

全国の吹奏楽団やマーチングバンドからの委嘱も数多く、その作品の多くが国内外問わず広く演奏され、日本でもっとも人気のある作曲家のひとりである。また、作曲・編曲の傍ら、吹奏楽指導やコンクール等の審査員、執筆活動などでも多くの成果を挙げている。

2004年～2018年まで銚子市立銚子高等学校の音楽監督を務めマーチングコンテストで全国大会へ、吹奏楽コンクールでは東関東大会、東日本大会へと導く。

現在はベルモンテウィンドオーケストラの指揮者・音楽監督を務め、指導者としても高い評価を受けている。

修正情報

：Composer: Kouhei TANAKA
Arranger: Masanori TARUYA

Specifications

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