「ソーラン節」をロックのリズムスタイルで楽しめます。編成も小さく基本各パート1パートで書かれています。パーカッションはオプションで簡単なリズム譜もつけ、演奏者はもちろん聴衆も参加できる多様なイベントにも使える1曲。
北海道民謡の「ソーラン節」をロックのリズムで編曲しました。
江戸時代後期から昭和初期まで北海道の日本海沿岸ではニシン漁が盛んでした。 漁の様々な作業に合わせて音頭がとられ、漁師たちは力を合わせて漁を行いました。 その中の1つ、網にかかった大漁のニシンを船に移し換える時に歌われた「沖揚げ音頭」が、皆さんよくご存じの「ソーラン節」です。
この作品の冒頭8小節の旋律は、港から漁場まで船をこぐ時に歌われた「船こぎ音頭」がモチーフになっています。力強さを表現して下さい。 9小節目からが「ソーラン節」です。テンポ指定はしていませんが(*4分音符)=126 138くらいでにぎやかに景気よく演奏しましょう。
パーカッションのHi-Hat Cymbals、Snare Drum、Bass Drum のパートはDrum Setで演奏出来るようオプションのパート譜が用意されています。 中間部のTenor Drumは和太鼓で演奏するのも良いですね。 Tambourine etc.のパートは、シェイカーや鈴などの楽器を組み合わせたり、手拍子などで聴衆の皆さんと一緒に盛り上げて下さい。
「ソーラン節」は地域ごとで、歌詞や旋律に少しずつ違いがあります。皆さんのバンドならではの「ソーラン節」を表現して下さい。
(水口 透)
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