私自身、「さくらのうた」や「春の詩」など、春の印象に導かれた作品を創作する機会が多くなりました。今作品では冒頭に現れるルネサンス舞曲などでもなじみある3拍子のリズムに乗せて、シンプルながら刻々と変化するメロディとリズムの中に、春を迎えて、春が過ぎる様子を重ね合わせてみました。描写よりも情景としての音楽観が強くあります。
冒頭(3/4拍子)からの3拍子による舞曲のリズムと、中間部(6/8拍子)の2拍子のリズムがそれぞれ中心的な存在です(いわゆる「長-短」のリズムが舞曲の所以です)。このリズムの性質を帯びながら、メロディの歌い方や伴奏の仕方を決めていくとよいでしょう。仮に打楽器を加えない編成であればなおさら、これらのリズム感が褪せてしまわないようにしてください。
編成については、木管6重奏、金管6重奏、Cl・Sax6重奏でも演奏できますし、合奏でも演奏できます。小音符については演奏の都合に合わせて適宜選択してかまいませんので、是非お試しください。
特徴のあるリズムやハーモニーを、素直な音楽性で紡いでいくことが叶えば素敵な演奏になることと思います。(福田洋介)
We cannot accept orders for international shipping from this site. Please contact us before ordering.
12vcxjle0y28
スタディスコア10冊以上で30%OFF
対象カテゴリ
30 % OFF
残発行枚数:75
下限金額:¥28,600
有効期間:2023/03/01 ~ 2024/12/31