フルート三重奏のための初作品として作曲。フルートが互いに共鳴し合いながら、そして時に和声を形成しながら曲は進んでいきます。不協和音と単純な三和音も隔てなく使われていて、自由な楽想と書法で音楽を構成されています。それによってタイトルには様々な意味合いを含ませた「トライアド」という言葉を用いました。
この曲は2015年5月5日に行われた「鹿野草平VS江原大介 吹奏楽創造決戦」のための作曲、同コンサートにて寺田愛、五十嵐彩子、黒田静葉の各氏によって初演されました。
演奏に際して、縦の響きを揃えて和声や音のコンビネーションを明確に吹き分けること、そして横の流れ、細かい音や連符を伴うフレーズを滑らかに無理なくアンサンブルの中に溶け込ませることが、曲の精度を保ちながらもよりよく響かせる結果になると思います。特殊な奏法のムラ息(あるいはover blow)では、音を極力出さないようにして強い息の音のみを表現できるように吹き方を工夫してみてください。(江原大介)
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