「白鳥の湖」「くるみ割り人形」と並ぶチャイコフスキー三大バレエの一つで、その中でも最もスケールが大きい作品です。フランスの詩人、シャルル・ペローの童話をもとに書かれ、1890年1月15日にマリインスキー劇場において初演されました。
オーロラ姫が誕生し、リラの精をはじめ6人の妖精たちが招待され盛大な洗礼式が行われている。喜びに満ちた祝いの席に、たったひとり招待されなかった邪悪な妖精カラボス。激怒したカラボスは「姫は編み針が指に刺さって死ぬ」という呪いをかけてしまう。
予言はその通りになるが、リラの精の魔法の杖の一振りで死は眠りに形を変え、王国全体が長い長い眠りにつく。
それから100年、魔法の森を抜けて姫のもとにたどり着いたデジレ王子のキスによって王女は目を覚まし、二人はめでたく結ばれる。結婚祝いの宴には、さまざまな妖精たちのほか、フロリナ王女と青い鳥、長靴をはいた猫と白い子猫、赤ずきんと狼などおとぎ話の登場人物たちもやってきて、華麗な宴の踊りが次々と披露され、リラの精とカラボスの見守るなか盛大に幕を閉じる。
この編曲では、序奏とリラの精、銀の精、ワルツ、カナリアの精、バラのアダージョが取り上げられています。2014年全日本吹奏楽コンクール全国大会にて習志野高等学校吹奏楽部が銀賞を受賞しました。
※オプション楽譜として、リラの精(バレエ版)、コーダも含まれています。リラの精(バレエ版)は「序奏とリラの精」の練習番号「E」より差し替えて演奏が可能です。
昭和33年、京都市に生まれる。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」が座右の銘で、普段は妻と子供とロッテ・マリーンズと音楽をこよなく愛する陽気な温泉好きなお父さん、兼社会科教師である。世界史の授業を担当し、「ミイラの作り方」を教えるのが得意である。
尊敬する音楽家は、指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンで、ポスターを見ては真似をしている姿を生徒は暖かく見守っているのである。また、いつもせっせと大好きな曲を編曲しては生徒に演奏をさせるのが生き甲斐なのだが、暑いとバテバテ、寒いと縮こまり…と、けっこう温室育ちのお坊ちゃまなのである。
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