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アロハ・オエ・ディエス・イレ:中橋愛生 [バリ・テューバ2重奏]

1,100円 (税込)
東京ハッスルコピー/HCE-117
作曲: 中橋愛生
演奏時間:0:02:20
編成:バリ・テューバ2重奏
Eup./Tuba
アンサンブル楽譜
商品コード:107-05258

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アロハ・オエ・ディエス・イレ

外囿さんからのリクエストは「ディエス・イレを使った短いアンコール・ピース」というものでした。語呂でしょうか、「ディエス・イレ」と聞いて何故か反射的に浮かんだのは「アロハ・オエ」でした。そうなったら最後、もう、この両者を掛け合わせる、という思いつきだけが先行して、タイトルだけが決まってしまいました。性格も特徴も真逆な両者を、どちらにも似つかわしくないヴィルトゥオーゾ・ピースにする、というのがどれほど大変か、というのを、この後に思い知ることになったのですが…「ディエス・イレ」は言わずと知れたグレゴリオ聖歌の1つ、終末を歌った「怒りの日」です。この旋律はベルリオーズ「幻想交響曲」やラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」など多くの作曲家が引用していることでも有名です。一方の「アロハ・オエ」は19世紀に生きたハワイ王国の最後の王、リリウオカラニ女王によって作られたと伝えられる歌曲です。愛し合う少女と軍人との別れを歌った内容ですが、これは滅びゆくハワイ王国を嘆く女王の気持ちが込められている、との説もあります。また、このメロディは後にキリストの復活による平和の回帰を望む、という「クレド」と同内容の歌詞が付けられて讃美歌としても歌われている、と聞きました。歌詞の意味を離れて旋律素材として独立した価値を持った「ディエス・イレ」。終末の念が秘められ、讃美歌となった「アロハ・オエ」。たまたま語呂から浮かんだ2曲の間にささやかながら相関性があったのは、ちょっと不思議です。曲は、そんな背景を微塵も感じさせることなく進みます。そういえば、レクイエムで「ディエス・イレ」の次の曲は「奇しきラッパの響き」(Tuba mirum)でした。(中橋愛生)

仕様

アーティスト
作曲: 中橋愛生
演奏形態
バリ・テューバ
編成
2重奏
商品カテゴリ
アンサンブル楽譜
演奏時間
0:02:20
出版社 / 品番
東京ハッスルコピー / HCE-117
発売日

楽器編成

Euphonium
Tuba
サイズ
A4/1cm未満

Specifications

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ARTIST
Composer: Yoshio NAKAHASHI
INSTRUMENTATION
Tuba Ensemble / Duet (2parts)
PRODUCT TYPE
Set / ENSEMBLE
DURATION
0:02:20
PUBLISHER / Code
Hustle Copy / HCE-117
RELEASE
OVERSEAS SHIPMENT
No
EUROPEAN PARTS
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