アンダンテとロンド 作品25 (Fl6+Piano)
アルバート・フランツ・ドップラー(1821 1883)は「フルートのパガニーニ」と謳われるように、作曲家でかつ素晴らしいフルーティストであった。オーボエ奏者だった父ジョゼフから教えを受け、13才の時にウィーンでフルーティストとしてデビューを果たし、彼の兄弟で同じく優秀なフルーティスト・作曲家だったカールとともに世界各国へのコンサートツアーを行った。兄弟での沢山のコンサートツアーの間に、この「アンダンテとロンド」は完成した。アンダンテの冒頭から、2本のフルートでつなぐ長いメロディは、豊富な和声で支えられた情感たっぷりのフレーズやドラマティックな場面が魅力的。ロンドでは、ハンガリーのジプシーダンスでみられる動きあるリズムが特徴で、技巧的パッセージの応酬も楽しく、フルートのヴィルトゥオーゾの真骨頂を聞く事ができる。(山田武彦)
仕様
Specifications
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- ARTIST
- Composer: Albert Franz DOPPLERArranger: Takehiko YAMADA
- INSTRUMENTATION
- Flute / Sextet (6patrs)
- PRODUCT TYPE
- Set / ENSEMBLE
- PUBLISHER / Code
- Hustle Copy / HCE-112
- RELEASE
- OVERSEAS SHIPMENT
- No
- EUROPEAN PARTS