森の小鳥 作品21
A.F.ドップラー(1821 1883)はポーランド系ハンガリー人として、レンベルク(現ウクライナのリボフ)に生まれ、同じくフルートの名手だった弟カールとのデュオで広く名声を博した。兄弟ともにベーム式フルートを好まず、旧式のフルートを使い続けたと言われている。1858年にはウィーン宮廷歌劇場の首席奏者となり、また1865年からはウィーン音楽院教授の地位につく他、指揮者、歌劇作家としても成功を収めた。「ハンガリー田園幻想曲」など、フルートのヴィルトゥオーゾ曲が知られているが、「森の小鳥」は独奏フルートとホルン4重奏のために書かれた珍しい編成の曲。アンダンティーノ・モデラート冒頭からの森を想起させる素朴な旋律をバックに、独奏フルートの軽やかな動きが見られる。(山田武彦)
仕様
Specifications
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- ARTIST
- Composer: Albert Franz DOPPLERArranger: Takehiko YAMADA
- INSTRUMENTATION
- Flute / Quintet (5patrs)
- PRODUCT TYPE
- Set / ENSEMBLE
- PUBLISHER / Code
- Hustle Copy / HCE-111
- RELEASE
- OVERSEAS SHIPMENT
- No
- EUROPEAN PARTS