皆さん!本当の友情とはお互いの良いところを認め合うところから始まるのではないでしょうか?そして「親友」というのは、自分ととても似たところと全然似ても似つかないところの両方をもった人のようです。僕にしか出来ない事、親友にしか出来ない事、そしてふたりで盛り上がることが出来る事(つまりいつの間にか助け合っている)、この組み合わせがいつか大きな信頼関係を生むようです。実は、アンサンブルの基本はこのような信頼関係の集合体であって欲しいと常日頃から思ってきました。
この作品「並びゆく友」発想の根底には以上のような人間関係への憧れが流れているわけです。「並び行く」わけですから交叉することなく、木管・金管・打楽器の3つのセクションは、お互いに並行してそれぞれ自分の言葉を自由に、しかし大切に喋ってゆくのですが、気が付くと同じ流れに乗っている そんな音楽です。音楽の語法としてはかなり分かり易い素直な響きでまとめています。
また、吹奏楽の存在価値を文字通り「ウインド・アンサンブル」から考えるために可能な限り少人数の編成を選びました。ひとりひとりの響きが全体の音響にダイレクトに影響をあたえるという難しさがあると同時に、上手くいった時の快感はそれぞれの演奏者ひとりひとりの身体の芯まで伝わって来る、という経験を積んで欲しいなあ、と思います。この作品は小編成でしか味わえない透明感への関心から生まれました。これは大編成になっても忘れたくない意識のひとつです。
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