作曲者イサーク・アルベニス(1860年5月29日 - 1909年5月18日)は、スペインの作曲家、ピアニストとして知られている。
収録の「セヴィリアの聖体祭」はアルベニス晩年のピアノ曲「イベリア、12の新しい印象」全12曲4巻からなる組曲の第1巻(1.エボカシオン 2.港 3.セヴィリアの聖体祭)の第3曲を吹奏楽へ編曲したものである。
「セヴィリアの聖体祭(コルプス・クリスティ スペインのカトリックの祭り)」は、太鼓のリズムに乗ってセヴィリアの賑やかな祭りが徐々に近づいてきて盛り上がり、やがて遠ざかるまでを劇的に表現しており、スペイン民謡「ラ・タララ」の旋律がアンダルシア地方の民俗音楽を彷彿させる。
アルベニス最高傑作として、ドビュッシー・ラベルやメシアンからも賞賛されたと伝えられている。また管弦楽でも単独で取り上げられることが多い(アルボス編曲)。原曲の第1巻(ピアノ版)は1905年に完成。
本吹奏楽版は、埼玉県立松山高等学校吹奏楽部から昭和59年度吹奏楽コンクール自由曲として編曲を依頼され、組曲「イベリア」の中から、2.港(未収録) 3.セヴィリアの聖体祭を取り上げ演奏している。(佐藤正人)
秋田県出身。武蔵野音楽大学でクラリネットを専攻。
松代晃明・千葉国夫両氏に師事。昭和58年埼玉県川越市立野田中学校音楽科教諭として着任。
12年間教職を勤める。吹奏楽部を全国有数のバンドに育てた。音楽教育では、平成3年度埼玉県長期派遣研修教員として、東京芸術大学大学院音楽教育研究室で山本文茂氏のもと研鑽を積む。
平成7年4月より東京ミュージック&メディアアーツ尚美講師として着任し現在に至る。
この間、各地の中学校・高等学校・吹奏楽団への吹奏楽指導、客演、クリニック・講習会の講師、審査員、執筆等活動中。吹奏楽コンクールでは全国大会へ延べ28団体で出場し18回の金賞、10回の銀賞を受賞。
2006年全日本吹奏楽コンクール長年出場指揮者賞(15年)受賞。2010年度秋田県第32回木内音楽賞特別賞受賞。
川越奏和奏友会吹奏楽団、秋田吹奏楽団、ソノーレウインドアンサンブル、立正大学吹奏楽部音楽監督、
武蔵野音楽大学、埼玉県立松伏高等学校音楽科講師、ノースアジア大学客員教授「21世紀の吹奏楽《響宴》」実行委員、日本管打・吹奏楽学会理事。
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