スタジオジブリの作品から4曲をメドレーでフルート4重奏用に編曲しました。各曲共に原曲のイメージを元に編曲してありますので、それぞれの曲が持っている雰囲気を感じながら、メロディーはもちろん伴奏パートも一本調子にならないよう表情付けやニュアンス、ダイナミクスなどを工夫して、演奏するほうも聴くほうも楽しめるようなアンサンブルを心がけて演奏してください。
「崖の上のポニョ」の中に、足で床をドンッと踏み鳴らす“foot stamping”が出てきますが、その動作ために口元が乱れるなど演奏に支障をきたす恐れがありますので、その場合は無理に“foot stamping”を入れる必要はありません。休符のままでも問題ありませんし、最後の小節の部分は休符で、それ以外の部分は連符を入れるとか工夫していただいても結構です。また、特に何か用意できる余地がある場合は、例えばドラムセットのバスドラムを使うとか、別にドンッという音ではなくても構わないと思いますので、それはそれでおまかせいたします。(大村一弘)
スタジオジブリの名曲「君をのせて」、「鳥の人」、「いつも何度でも」、「崖の上のポニョ」のフルート4重奏メドレーです。
せつなく美しいメロディー(君をのせて)~異国情緒あふれるメロディー(鳥の人)~胸にジンと響くメロディー(いつも何度でも)~軽やかで心弾むような楽しいメロディー(崖の上のポニョ)。それぞれ違う魅力を持った曲が、フルートの美しい音色で流れるようにつながります。
どの曲も知らない人はいないはず。大人も子どもも世代を超えて楽しめるジブリの魅力たっぷり!ジブリ好きにはたまらないフルートアンサンブルです。
1963年東京生まれ。1981年に尚美音楽短期大学(現 尚美学園大学)入学、作曲を専攻。
これまでに指揮・作曲を、故持丸栄、故柴田南雄の各氏に師事。在学中より管弦楽・吹奏楽・合唱の指揮・編曲・作曲・指導などの活動を始める。
1997年ウィーンに遊学?して研鑽を積み、1998年から2005年まで創価グロリア吹奏楽団の指揮者を務める。
現在は広告代理店㈱ADKインターナショナルに勤務しながらフリーで音楽活動を展開中。吹奏楽の編曲作品として、G.マーラーの『交響曲第1番ニ長調「巨人」より 終楽章』はウィーン・フィルのテューバ奏者、ヴァルター・ヒルガース氏からも絶賛された。その他、歌謡曲からクラシックまで、作曲・編曲は多数。ミュゼ・ダール吹奏楽団バンドアドバイザー。
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