今までにピアノ協奏曲など、モーツァルトの曲を数曲クラリネットアンサンブルにアレンジしてきましたが、どの曲もまるで元々クラリネットの為の曲のような音がします。モーツァルトってクラリネットにぴったりなんだと思っています。クアトロ・パッツァの為に書いたものですが、まず演奏者が楽しんでいただけると嬉しいです。
さて、1791年に初演されたモーツァルト(1756~1791)最晩年のオペラ(正確にはジングシュピール)です。魔法の笛に導かれた王子タミーノが、数々の試練を乗り越えて夜の女王の娘パミーナと結ばれるというロマンスと、夜の世界を支配する女王が昼の世界を支配するザラストロに倒されるという二重構造を持つ物語。夜の女王やパパゲーノなど魅力的なキャラクター、加えて大蛇や魔法の笛といったファンタジーオペラですから、モーツァルトの魅力が100%詰まっています。
できることなら全曲演奏したいくらいですが、さすがにそれは難しいのでとりあえず数曲を選んでみました。(かとうまさゆき)
モノスタトスのアリア「恋人たちは」(1:00)
タミーノのアリア「なんと力強い音色だろう」(2:00)
夜の女王のアリア「わが胸は復讐に煮えたぎっている」(3:00)
パパゲーノのアリア「パパゲーナ、パパゲーナ」(3:00)
パミーナのアリア「ああわが幸せは」(2:00)
三重唱「お前は俺のもの」 「フィナーレ」(1:30)
新潟県立巻高等学校卒業。武蔵野音楽大学でトロンボーンを坂本辰則氏に師事し卒業。
1993年から2008年までオブロークラリネットアンサンブルの代表を務める。2009年1月にクアトロ・パッツァを加藤純子と共に立ち上げる。
世田谷学園、世田谷おぼっちゃまーずとオブローの為に多数アレンジをしている。
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