アルゼンチンに帰国してしばらく活動した後、タンゴに限界を感じパリでナディア・ブーランジェに作曲を学びますが、タンゴこそピアソラの原点と指摘されタンゴの革命に目覚めます。
「タンゴの破壊者」などと酷評されながらもエレキギターやシンセサイザーを取り入れたりして、生涯自分のタンゴを追及し続けました。
ピアソラの代表曲ともいえるこの曲は1973年にイタリアで作曲されました。
リベルタ(自由)とタンゴを合成したタイトルです。
ピアソラは心臓発作と革新的タンゴに対する閉鎖的なアルゼンチンの批判との戦いの中、新たな創作活動を求めて、バンドネオンひとつ持ってイタリアに向かいました。
この時のメンバーはほぼイタリア人でDrmsが16ビートで支配するというロック、フュージョンに接近した音楽作りです。
1985年、野外オペラで有名な「アリーナ・ディ・ヴェローナ」でのミルバとのコンサートでも録音しています。
またこの曲に感銘を受けたアメリカのバリトンサックス奏者ジェリー・マリガンと「サミット」というアルバムで共演しています。
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