曲の冒頭部分、中間部にパフォーマンスが入ります。これから練習を始める、といった感じで楽器をケースに入れたまま、バラバラにステージに出てきて楽器を組み立て、リードの調整、ウォーミングアップなどを始めます。マウスピースだけ、ネックだけで音を出すのも良いでしょう。([A])
その後、チューニングを始めますが、A.Sax.はAで合わせようとしますが、T.Sax.は頑なにB♭で合わせようとします([B])。他のパートも指定されている音の後にデタラメな音でチューニングを開始します。そして皆、“なんじゃこれは?”と顔を見合わせます。([C])[D]で美しい響きになり、皆にっこり微笑んで本編に入ります。
本編は何しろファンキーに。リズムキープとノリが命です。Earth Wind & Fire、Dazz Bandなどのノリが参考になるでしょう。16分音符が転びやすいので気をつけましょう。
[N]は再びパフォーマンスです。Sop.Sax.の駆け上がり、最後のハイトーンをわざとはずします。“あれ?おかしいな”、とリードの調整をしたりして何度か繰り返します。その間他のパートはずっとロングトーンを続けています。Sop.Sax.が何度やり直しても音をはずすので、他のパートは呆れて徐々に演奏を止め、楽器をケースに入れて舞台袖に引っ込んでいきます。Sop.Sax.だけがステージに残り、楽器とは直接関係ないこと、例えば譜面代の高さを変える、椅子を取り替える、などをするとハイトーンがきまります。皆を呼びに行って[O]に入ります。
2箇所のパフォーマンス部分を如何にオシャレに演出するかで、この曲のおもしろさはきまってくると思います。アンサンブルコンテストなどの時は、勿論このパフォーマンス部分をカットして構いません。テンポ138から始めて、[N]をカットすることになります。
(天野正道)
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