この作品は2008年4月7日に所沢市文化センターで行われたLe changement de la Musique演奏会で初演されました。木管5重奏は古典派の時代に始まりロマン派では多くの作品が書かれましたが現代でも作曲家が取り組む長い歴史をもったアンサンブルです。5つの楽器がそれぞれに異なる発音体であるため、演奏する上で調和を図る難しさがある反面、楽器の個性もよく表現されることの面白さはほかのアンサンブルには見ることができないものです。
この作品は5つの楽章に分かれています。それぞれにタイトルはありませんが、回廊という言葉から推量できるように、長く折れ曲がった廊下の先に何が見えるのだろう、また通ってきた廊下はその建物のどの一部だったのだろう、ということを音楽に置き換えて考えてみると構造を発見する喜びに繋がると思います。
5つの楽章は 急 緩 急 緩 急 という構成になっています。
どの楽章にも音色の調和と楽器の個性をバランスよく取りながら、全体として生き生きとした表現力あふれる演奏を期待しています。(柳田孝義)
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