Aからと、Jからの主題を支えるピアノパートの和音は軽やかに。冒頭5小節は、イングリッシュホルンの持ち替えも可能となっております。音色の変化も楽しみながら演奏に取り組んでいただけると幸いです。
(2024年5月 高嶋圭子)
演奏のアドバイス
全体的に八分休符の緊張感が曲の素晴らしさを表現する事に繋がりますので、響きが残らないよう正確な音価での演奏を心がけましょう。
Hから曲想が変化しますが、キーポイントとなる Bの音程、そしてその後4小節間を上ずらない様に演奏出来ると、その後のハーモニーの移り変わりが、より一層素敵に表現出来ると思います。
(2024年5月 三輪あかね)
ピアノ伴奏版初演
2023年6月24日 歌とオーボエとピアノのコンサート
於:日暮里サニーホール コンサートサロン
オーボエ:三輪あかね/ピアノ:高嶋圭子
※高嶋圭子氏の「高」の字は、はしご高となります。システム上表示ができないため代用しております。
1962年、香川県高松市生まれ。広島市出身。
4歳からピアノを始め、中学高校時代では部活動で合唱に熱中。高校二年より和声学・作曲理論を学び始め1982年東京藝術大学音楽学部作曲科へ。卒業後の1987年、パリ・トロンボーン四重奏団初来日の際にアンコールピースとして「夕やけこやけ」「わらべうた」を提供して以来、トロンボーンに関わる作品が多い。
トロンボーン四重奏のための「パスピエ」「メモリーズ」「スクエアダンス」「古都三景」「出逢いは、はじまり」「ふるさとのうた」「四季の詩」「ハナミズキの祈り」「砂の丘を越えて」など、またトロンボーンとピアノのための作品として、ミシェル・ベッケ氏のソロアルバムにも収録されている「幻想五木の子守唄」をはじめ、ソナタ「風花賛礼」「夜の静寂に」「春の呼ぶ声を聞く」などがある。合唱曲としては、落語を主題にした「時そば」(混声合唱)、女声合唱組曲「京都の恋(詩:黛まどか)」「花だより(詩:高橋うらら)」など。ピアノ曲としては「ピアノ発表会物語」がピティナ・ミュッセ(インターネット上の楽譜配信サービス)にて好評配信中。
1998年に広島で行われた国民体育大会では、開会式・閉会式のファンファーレを作曲。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。
※高嶋の「高」は、はしごだかが正式です。システム上表示ができないため代用しております。
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