原曲は金管が活躍する場面が多いせいか、繊細で細々としたフレーズは比較的少なめです。
なので譜面はフルートにしては黒い箇所は多くないですが、低音でのメロディと伴奏のバランスを筆頭にアンサンブルと言う面で気を使う場所が多々あるので、難易度は3.5にしてあります。
冒頭含めフラッターやハーモニクスが出てきますが難しい場合は普通の奏法でも構いません。
逆に全然余裕の方は、尺八の雰囲気を持って強奏のところはエアリーに粗々しく、跳躍の箇所を任意でハーモニクスで吹いてもらってもいいかもしれません。
伴奏のほとんどに指示されているスタッカートと前へ前へを常に忘れず、アクセントやレガートの箇所もあまり重くならず常に推進力を持って演奏できると良いでしょう。
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