[ルリカケスの嘆き]は、2021年鹿児島県アンサンブルコンテストにおいて、Fl・Cla・Trp.・Marimbaによる管打楽器4重奏で、同校吹奏楽部員により初演されました。
ルリカケスは鹿児島の県鳥で奄美大島では最もポピュラーな鳥として行く先々でその姿を捉える事が出来ます。瑠璃色の美しいフォルムとは対照的な独特な鳴き声も特徴の一つだそうで…なかなか面白い題材ではないかと閃き、旋律を紡ぐ事にしました。
曲は急-緩-急の三部形式です。冒頭では決然とした演奏表現が好ましく、リズムの面白さを活かせるよう息の入れ方に拘ってみて下さい。また、スラーの終わりにおける音の処理にも配慮し演奏をされるとよいでしょう。Seriosoでは、厳粛な雰囲気の中にも、やや無機質な表現があっても良いと思います。Fはたっぷりの息で、心を込めて演奏してください。後半部からエンディングまでは一気に駆け抜ける事で、一体感ある音楽になるでしょう。アカデミックな要素がありながらエスニックな音群が出てくるのも、この作品の面白い所です。
ルリカケスの嘆きを、皆さんの手で思いのままに表現してみてください。
出版にあたり作品の可能性を求め加筆を試みました。
原曲通りTrp.を入れた演奏も出来ます。また、Player2、Player3はフレキシブルとした事で、9通りの組み合わせが可能になりました。それぞれの楽器の良さを引き立てられるようオーケストレーションに配慮しております。
マリンバは4oct.で演奏が可能ですが、音域が広い場合は別紙をご参照ください。
島から発信した音楽が、出版を通じ一つの形になった事を心から幸せに思います。(片岡寛晶)
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