「1964年秋の感動よ、甦れ!!」
團伊玖磨の名作が半世紀以上の時を経て現代に甦ります。
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◆オリンピック序曲について(文:西 耕一)
1964年10月10日に、代々木の国立競技場で約600人に及ぶ陸・海・空自衛隊、警察、消防庁、皇宮警察、神奈川県警、各音楽隊合同ブラスバンドが野外演奏(指揮は自衛隊中央音楽隊2代隊長 斎藤徳三郎)で初演した。国立競技場の広大な空間で4台のチャイムと大人数の奏楽が鳴り響くなか、オリンピック参加国95カ国の国旗が青い空にはためく。国境、民族、風土を越えて、オリンピックによって一堂に会する選手たちを前に、電光掲示板にはクーベルタン男爵の言葉「オリンピックで一番重要なことは勝つことではなく参加することである。人生で最も重要なことは勝利者であるということではなく、その人が努力したかどうかということである」が投影された。
この曲が團伊玖磨に依頼されたのは、1962年の秋頃のこと。NHKを通じて、オリンピック組織委員会からであった。完成は1963年春。その頃、山田耕筰に「八丈島に作曲小屋を建てよう」と誘われ、別荘を建てたばかりの團伊玖磨にとって、この島で初めて完成させた曲となった。
作曲者の解説によると「曲は、ファンファーレ風に始まり、四台のチャイムの華やかな伴奏にのってその後に続く明朗な主題と、その主題の対比的に現れる祈りの主題によって、国際的行事が迎える喜び、そして、その行事を通じての世界平和への祈りを織りなして行く。その後にフガートが続き、時折聴こえる日本的な祭典風のモティーフを交えながら、壮大なページェントの幕が上がっていく」とある(1964年7月8日、東京文化会館、團伊玖磨演奏会、オーケストラ版の自作解説より)。
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