私が教員になって初めて作曲した吹奏楽曲です。そして幸運にも翌年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲となりました。1983年のことでした。
教育現場で出会った「吹奏楽」という音楽ジャンルはとてもカッコよくて、その響きの輝かしさや迫力に魅了されてしまいました。この曲はそんな憧れからか、ファンファーレ風に始まります。当時大好きだった映画音楽「ベンハー」序曲の影響がありそうです。そしてゆったりと歌う部分は主旋律と対旋律が対等に扱われます。ここの曲想は、私の大好きな作曲家ラフマニノフの影響があるでしょうか。軽快なテンポに乗ってからはファンファーレ部分のモチーフを中心に展開しています。
若くてまだまだ未熟、でも精一杯の「動機操作」を行っています。中間部ではアルトサックスとホルンが絡み合います。当時の部活指導がここに反映しています。最後の部分はホルストの影響です。吹奏楽への当時の思いや憧れの詰まった、わが青春のインヴェンションともいうべき作品です。
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