あまりに有名な楽曲のため、楽曲の説明は出尽くしていると思われます。
今回クラリネット六重奏という編成でアレンジするにあたり、極力原曲に忠実にという点を一番に書き進めました。
ほぼ弦楽を重点に書かれているこの曲では、音域やアーティキュレーションの問題から、管楽器ではかなりの無理を強いることになります。
楽器の限界まで要求される音域、息の長いフレーズなど、楽器法を無視した部分もありますが、原曲の再現重視という観点のためです。
ベートーヴェンも神ではなく一人の人間です。
一緒に彼の作った音楽に触れ、音楽を演奏する楽しみを感じていくことで得るものが必ずあると思います。
第一楽章 約 6分40秒
第二楽章 約11分20秒
第三楽章 約 6分00秒
第四楽章 約12分05秒
1959年生まれ、音楽は父親である米山正夫(昭和の作曲家)より手ほどきを受ける。
小学校よりクラシックギターを始め、フラメンコ、タンゴなどの演奏へ幅を広げ、南米の音楽を得意としている。
吹奏楽分野ではユーフォニウム、ギター、ベース、コントラバス等を演奏。
現在はオリジナル作品の作曲・アレンジ作品の受注製作、各種レコード音源の作成、ギター教育、歌唱教育などを行う。
どんなジャンルでも書けるクリエイターを目指しており、演歌・歌謡曲からクラシック、ラテンまで幅広く対応している。
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