2018年に海上自衛隊佐世保(させぼ)地方隊創設65周年記念曲として委嘱いただきました。タイトルの「波とうを越えて」は佐世保資料館(セイルタワー)の新館の展示テーマでもあり、佐世保地方隊が日本の西海を護る様子を表した行進曲となっています。 曲の前半は隊員の勇ましさ、トリオから先の後半はそれによって満ち溢れる希望を描いており4分程度の中に壮大な物語(ドラマ)を描いた作品となっています。セイルタワーの正面にはガラスを用いて青く広大な海原を、頂部の造形で純白の帆を表現されていますが、その様子も曲のイメージに含まれています。
基本的な行進曲のスタイルですので第一第二マーチの発音はマルカート気味にトリオからは美しく歌いながらもテンポはしっかりキープすると良いでしょう。伴奏とメロディの絡みもマーチの醍醐味ですので伴奏を抑えすぎた作りにならないようにしましょう。
1979年、東京生まれ、パンスクール・オブ・ミュージックにて映像音楽やポップス理論などを学ぶ。主に吹奏楽曲や管楽アンサンブルの作編曲をしている。その他ポップスの編成やオーケストラの編曲なども手がけている。ピアノやキーボードのサポート、鍵盤ハーモニカなどプレイヤーとしての活動も行っている。シュピール室内合奏団メンバー。ズーラシアンブラス契約作編曲家。
吹奏楽作品:行進曲「勇気のトビラ(2014吹奏楽コンクール課題曲)」「オーディナリー・マーチ」「アミューズメント・パーク組曲」「サーリセルカの森」「流星の詩」など。
アンサンブル作品:「文明開化の鐘」「グリムの古城」「アマンド・ショコラ」「The Times」「3つの魔法」「月明かりの照らす3つの風景」など。
ひろきさんの家(HP) http://www.hiroki-san.com/
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