シドニー(オーストラリア)の歴史と、オペラハウスを象徴とするその壮大な美を讃えた作品。 「Click Go the Shears」をメインにいくつかのオーストラリア民謡が用いられています。 50,000年も前の先住民時代から今後の明るい未来までを描いた力作。 民族的なリズムや響きの場面もでてきます。上級バンド向きです。
セイルズ・オブ・タイム(時の航海)は、キングスウェイ・インターナショナルから委嘱を受け、オーストラリアのシドニーの豊かな歴史を祝し、有名なオペラハウスの帆を象徴とするこの壮大な都市の雄大な美を称えるために書かれました。
この作品は、オーストラリア民謡「調子をそろえてクリック・クリック・クリック」と、タイトルにちなんだオリジナルの主題、「セイルズ・オブ・タイム」からなる2つの主要な旋律のアイデアによって結び付けられています。作品は「時の鐘」の音で始まり、その後、チューバが奏する「ディジュリドゥ」(オーストラリア先住民・アボリジニの楽器)のドローンが続きます。これは、定住前に5万年間シドニー港の海域を漁っていた先住民のアボリジニ族を表しています。
ドローンの上で、遠くに聞こえるピッコロソロと、ミュート・トランペットが人気のオーストラリア民謡「調子をそろえてクリック・クリック・クリック」のフレーズを演奏します。 木管のトリルとピアノのオスティナートは、1788年にイギリスの囚人たちがやってきたことを表現しています。 低音楽器群は、民謡「南オーストラリア」を不気味な変ホ短調で演奏します。その後「囚人の散歩」となり、シドニーの最初の住民であった囚人の単調な日常を表現しています。彼らは単調さを打破するために、拘束された足でシャッフルしながら、ブルースのような曲を歌います。(チェーンが絶えずこすれる音を聞いてください。) このセクションが段々と高まってクライマックスに到達し、鍵盤打楽器の穏やかなそよ風とガサガサと鳴るフルートに切れ目なく移行し、ホルン、アルトサックス、オーボエが奏でる「セイルズ・オブ・タイム」の主題の最初の提示につながっていきます。この主題は、シドニーの始まったばかりの開拓のより明るい未来への希望を表しています。セクションは静寂に落ち着き、遠くのピッコロとミュート・トランペットが、「調子をそろえてクリック・クリック・クリック」のモチーフを再び演奏します。
活気に満ちた打楽器による間奏の後、ピッコロとバスクラリネットによる「調子をそろえてクリック・クリック・クリック」が奏され、マスバンドのアンサンブル間のモチーフのこだまへと続いていきます。シドニーの「産みの苦しみ」は、マスバンドによってハ長調の頂点へと上がる「セイルズ・オブ・タイム」の主題から取られた一連のモチーフによって表現されます。そして嬰ヘ長調の悲壮なセクションによって遮られます。このセクションでは、シドニー市の初期の「手に負えない社会」を思い起こさせます。オーボエのソロは、「セイルズ・オブ・タイム」から抽出されたモチーフで悲しげに物語を歌います。木管群と鍵盤打楽器の連符は中断し、再び、後ろ向きな状況に希望を与え、「調子をそろえてクリック・クリック・クリック」の主題によるフーガ風の提示部となっていきます。確固たる対旋律とエネルギーは、街の「黄金と成長」時代を証明しています。このセクションでは、「調子をそろえてクリック・クリック・クリック」のドライブ感のあるリズム伴奏で「セイルズ・オブ・タイム」の喜び溢れる演奏に移行するキラキラしてエネルギッシュな打楽器の間奏へと切れ目なく続いていきます。「時の鐘」が割り込んで、ディジュリドゥのドローンで街のルーツの1つを思い出させます。遠くのピッコロソロとミュート・トランペットが、「調子をそろえてクリック・クリック・クリック」の動機をこだまします。両方の主題による最終的な提示で、作品は意気揚々と終了します。
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