トッカータとフーガ ニ短調
オルガンのための原曲は、ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685 1750)の作品のなかで、恐らくもっとも広く知られた曲であろう。正確な作曲年は解っていないが、20歳そこそこの作品と推測されている。青年時代の作品ゆえに完成度はさほど高くはない、ともしばしば評されるが、若さゆえの奔放なフレーズ処理や劇的なインパクトが、聴く者に大きくアピールしてやまない佳曲である。クラリネット・アンサンブルのためのこの編曲は、1980年に東京クラリネット・アンサンブルのために書き下ろしたもので、10年ほど前からレンタル楽譜として流通していたが、ブレーン株式会社出版事業部のご厚意で改めて出版楽譜としての意匠替えが実現した。出版に際して、楽譜の浄書は新たに行ったが、内容は明らかな間違いを訂正するにとどめ、ストコフスキー版「トッカータとフーガ」を参考とした小節割りや、フレージング等もほぼ初稿のままとなっている。(森田一浩)
仕様
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TOCCATA AND FUGUE IN D MINOR FOR CLARINET OCTET
Specifications
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- ARTIST
- Composer: Johann Sebastian BACHArranger: Kazuhiro MORITA
- INSTRUMENTATION
- Clarinet / Octet (8parts)
- PRODUCT TYPE
- Set / ENSEMBLE
- DURATION
- 0:09:00
- GRADE
- 4
- PUBLISHER / Code
- Brain Music / ENMS-84231
- RELEASE
- 2010/08/30
- OVERSEAS SHIPMENT
- No
- EUROPEAN PARTS