タイトルの「ジョングルール」とは吟遊詩人のことです。吟遊詩人・・・ムーミンに登場するスナフキンのような感じと言えばいいでしょうか。旅をしながら詩や曲を作り、歌をうたっていたのが吟遊詩人ですが、私がアレンジした「ダウランド組曲」のジョン・ダウランドも、英国の吟遊詩人と言えるでしょう。
吟遊詩人をイメージして書き始めましたが、「ジョングルール」には大道芸人という意味もあります。「ジョングルール」はフランス語ですが、英語の「ジャグラー」の語源になっています。
曲は、最終的には両方の意味を含んだものに仕上がりました。当初から歌の場面と踊りの場面がある曲にしようとは考えていたので、必然的にそうなったとも言えますが・・・。
冒頭の歌の場面、静かな踊りの場面、アイリッシュダンスのような雰囲気の場面、そして最後の激しい踊りの4つの場面から成っています。もともと13人という小さな編成のために書いた作品で、少ない人数でも演奏効果があり、あまり難し過ぎず、楽しんで演奏できるものをと思い、書き上げました。
国立音楽大学音楽学部器楽学科チューバ専攻卒業。チューバを高橋文隆、大石清、稲川栄一の各氏に師事。
1990年T.U.B.A. 国際チューバカンファレンス札幌大会ジャズインプロヴィゼイションコンクール第2位。
2002年度全日本吹奏楽コンクール課題曲に「吹奏楽のためのラプソディア」が採用される。
他の主な作品に、「サニー・サイド・ストリート・パレード」(平成18年度JBA下谷賞受賞作品)、「吹奏楽のための綺想曲 『じゅげむ』」( 2012年度全日本吹奏楽コンクール課題曲)などがある。
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