今では多様な文化が混在する日本ですが、かつては鎖国により日本独自の文化が貫かれており、その分岐点として明治維新、文明開化が挙げられます。この文明開化を皮切りに、西洋の文化が取り入れられ、現在に至っています。
文明開化は、西洋の新たなしきたりを受け入れ、日本に進化の希望をもたらしましたが、そこにはさまざまな思惑がありました。急激な近代化に抵抗する国民も多く、その歩みは難航したと言われています。
そんな中、明治の文明開化の最前線に立ち、信念をもって主張し続けた英雄たちが複数存在しました。彼らは「今」だけでなく、日本の未来を見据え、文明開化に尽力し続けたのです。
タイトルの「飛龍の鵠」は、英雄を意味する「飛龍」と、弓の的や目的を表す「鵠(くぐい)」をかけ合わせた言葉です。これは、明治の偉人たちが見据えていた未来、すなわち「先見の明を持つ偉人たちの目標」を意味しています。
楽曲も、この明治の時代背景を思い浮かべながら、和と洋が交錯するような構成にしています。(樽屋雅徳)
1978年千葉県銚子市生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部作曲学科卒業。佐藤博、宮本良樹各氏に師事。
フランスで吹奏楽曲「Ardent Overture」を出版。代表作として「絵のない絵本」「民衆を導く自由の女神」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」「ラザロの復活」「マードックからの最後の手紙」などがある。
全国の吹奏楽団やマーチングバンドからの委嘱も数多く、その作品の多くが国内外問わず広く演奏され、日本でもっとも人気のある作曲家のひとりである。また、作曲・編曲の傍ら、吹奏楽指導やコンクール等の審査員、執筆活動などでも多くの成果を挙げている。
2004年~2018年まで銚子市立銚子高等学校の音楽監督を務めマーチングコンテストで全国大会へ、吹奏楽コンクールでは東関東大会、東日本大会へと導く。
現在はベルモンテウィンドオーケストラの指揮者・音楽監督を務め、指導者としても高い評価を受けている。
Today, Japan is a melting pot of cultures, but during the era of national isolation, it maintained a unique cultural identity. A major turning point came with the Meiji Restoration and the era of Bunmei Kaika (civilization and enlightenment), when Western customs were rapidly introduced into Japanese society.
While Bunmei Kaika brought hope for progress, it also sparked conflict. Many people resisted sudden modernization, making the process difficult and complex.
Amid this turmoil stood numerous heroes who, rather than focusing solely on the present, looked toward Japan’s future and worked tirelessly for reform.
The title “Hiry no Kugui” combines “Hiry ” (a flying dragon, symbolizing heroes) and “Kugui” (a target or goal), evoking the visionary goals of these Meijiera figures. The composition reflects the spirit of the time, blending traditional Japanese and Western elements. (Masanori Taruya)
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