この曲には特定のストーリーは存在せず、架空の古代典礼舞踏・・・
というコンセプトで書きました。
典礼の序奏となる厳かなファンファーレと演者たちの入場、そして躍動的な舞踏の場面へと続きます。
ひとつの主題が変容して目まぐるしく色彩を変化させてゆきます。
無調の音楽ではありませんが、あまり和声進行にとらわれずに書かれているため、不思議な浮遊感を持つ和音の響きになっています。
石造りの円形劇場の舞台で演じられる舞踏劇…巨大な水オルガンや厳かなファンファーレを奏でる金管楽器等様々な楽器から成る古代の管弦楽団の演奏・・・
そんなイメージをしてもらえたら嬉しいです。
私立狭山ケ丘高等学校にて吹奏楽部に入部し、音楽の魅力に取り憑かれる。
1993年、東京コンセルヴァトアール尚美入学、1998年同校卒業。
作曲と編曲を北條直彦氏に師事、また飯嶋俊成氏の指導のもとにオーケストレーションを学び、第一回「21世紀の吹奏楽''響宴''」に吹奏楽曲「チェロキー」を出品し川越奏和奏友会吹奏楽団によって初演された。
日本打楽器協会の委嘱によりジャパン・パーカッション・フェスティヴァルのフィナーレ曲「饗宴」を作曲。
打楽器アンサンブルグループ「打響」の委嘱により打楽器アンサンブル曲「NAGAMASA」を、尚美パーカッションアンサンブルの委嘱により打楽器アンサンブル曲「ナイルの夜空」を作曲。
その他、弦楽を含む室内楽アンサンブルの楽曲なども手がける。
吹奏楽バンドディレクターの手島渉氏の提唱によって若手のプロ演奏家や指導者たちを集めたミュージック・ユース・ウインドオーケストラの活動にも参加。
その後15年ほど吹奏楽を離れ、歌手山根麻衣のサポート演奏や、その他多くのアーティストのアルバムプロデュースやレコーディング、純邦楽演奏家のアルバム制作、映像作品やミュージカル音楽制作、インターネットラジオ番組での音楽制作、小学生の子供たちの為の合唱ワークショップ「ウタノホシ合唱団」の活動などに携わって来た。2013年、数々の活動を経て吹奏楽や管楽器アンサンブル曲の作曲活動を再開、現在に至る。
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