この曲の題名にある“超克”には困難に打ち勝つ、乗り越えるという意味があります。
計り知れないほどの悲しみを体験した方々が、どうか苦しみを乗り越えられる日が来るように、笑顔あふれる街にいつかまた戻るように、未来への希望を込めて名付けました。
曲の前半は深い悲しみ、やり場のない激しい怒り、受け入れ難い現実と向き合う苦しみが表現されています。
月明かりに照らされた静かな夜を思わせる中間部からは、癒えない傷を抱えながらも一歩一歩前へ踏み出し、復興へと向かう人々、そしてクライマックスではその先にあるだろう明るい未来を表現しています。
1978年千葉県銚子市生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部作曲学科卒業。佐藤博、宮本良樹各氏に師事。
フランスで吹奏楽曲「Ardent Overture」を出版。代表作として「絵のない絵本」「民衆を導く自由の女神」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」「ラザロの復活」「マードックからの最後の手紙」などがある。
全国の吹奏楽団やマーチングバンドからの委嘱も数多く、その作品の多くが国内外問わず広く演奏され、日本でもっとも人気のある作曲家のひとりである。また、作曲・編曲の傍ら、吹奏楽指導やコンクール等の審査員、執筆活動などでも多くの成果を挙げている。
2004年~2018年まで銚子市立銚子高等学校の音楽監督を務めマーチングコンテストで全国大会へ、吹奏楽コンクールでは東関東大会、東日本大会へと導く。
現在はベルモンテウィンドオーケストラの指揮者・音楽監督を務め、指導者としても高い評価を受けている。
The word “chokoku” in the title of this piece refers to conquering and overcoming difficulties.
I came up with this title in the hope of a future in which everyone who has experienced the abyss of sadness will be able to overcome their pain one day and return to a world full of smiles.
The first half of the piece is filled with deep sorrow, irrational and intense anger, and pain in the face of a reality that is difficult to accept.
The middle section of the piece is reminiscent of a quiet night illuminated by the moonlight, which alludes to how people with indelible wounds can take small steps forward in their journey to recovery, and the climax of the piece depicts the bright future that awaits them.
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