スピラ・スペラ
書き慣れない小編成で音楽が痩せてしまわぬよう、線で形作っていこう、というのがこの曲の出発点です。それぞれの楽器が旋律として重なっていくことで、音の厚み以上の発言力を持たせられるのでは、と期待して。そこから構想も線的なもの、変化はありつつも一貫した流れであるものへと傾いてゆき、たどりついたのは、植物の蔓が陽のあたるほうへ少しづつ伸びてゆく、伸びていって最後に光に届く、そんなイメージです。「パンドラの箱」の中に最後に残った希望のように。
「スピラ・スペラ」はラテン語で「息をなさい、希望をもちなさい」という意味です。オネゲルの『火刑台のジャンヌ・ダルク』というオラトリオの中で、ジャンヌが聞いた天の声としてとても美しく歌われています。その歌声とこの曲は似ても似つかぬものですが、「希望」の前にまず「生きぬく」というところは、結構この曲想に似つかわしいように思っています。
仕様
長生淳(Jun Nagao)
1964年茨城県生まれ。東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修士課程修了。
作曲を永冨正之・野田暉行両氏に師事。2000年度武満徹作曲賞、(財)日本交響楽振興財団第24回作曲賞、第16回日本管打・吹奏楽アカデミー賞(作編曲部門)受賞。全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位入賞。第4回クードヴァン国際吹奏楽曲作曲コンクール第2位受賞。令和5年度JBA下谷賞受賞。21世紀の吹奏楽“響宴”会員。
おもな作品には《交響曲》《翠風の光》《楓葉の舞》《紺碧の波濤》《Paganini Lost in Wind》《久堅の幹》など。
修正情報
Specifications
- ARTIST
- Composer: Jun NAGAO
- INSTRUMENTATION
- Windband / 26-35 players
- PRODUCT TYPE
- Set / SELL
- DURATION
- 0:07:45
- PUBLISHER / Code
- Hustle Copy / HCB-113
- RELEASE
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