ビゼーの代表作「カルメン」は、1875年に発表されて以来、フランス歌劇の傑作として愛され続けている作品です。オペラとしての上演はもちろん、管弦楽コンサート形式おいてもその人気は高く、主にフリッツ・ホフマンの手による組曲版を中心に、非常に良く演奏されています。一般的に取り上げられる箇所は、上記の組曲と「花の歌」ですが、それ以外にも劇的かつ華麗な旋律は数多くあります。
そんな「いつも良く聴く」以外のカルメンの旋律の魅力を知ってほしいと考え、吹奏楽の特性も考慮しつつ、カルメン全曲から5曲を抜粋して編曲しました。
編曲に際して、カルメンの魅力を伝えることはもちろんですが、中学生や高校生でも演奏可能であり、なおかつ演奏効果も高く出せるよう、オーケストレーションや調性にも配慮しました。緩急がはっきりとした構成となっていますが、急の部分で乱暴にならないよう、歌を意識した流れを大切に演奏してほしいと思います。これを機に「カルメン」の素晴らしさを再認識出来る何かが見つかれば言う事はありません。
<抜粋箇所>
※原曲スコア:Dover版 参照
Act-1:第1幕
・2. Scene and Chorus (Sur la place (Chorus, Micaela, Morales))
・6. Scene:Carmen!sur tes pas(Chorus)
・7. Duet
Act-2:第2幕
・14. Toreador Song
Act-4:第4幕
・26. March and Chorus
千葉県出身。東京音楽大学(トランペット専攻)卒業。トランペットを故金石幸夫氏に師事。
卒業後、千葉市立土気(とけ)中学校に着任。同校吹奏楽部を指導し、吹奏楽コンクール全国大会へと導く。また、土気シビックウインドオーケストラでは、レコーディングや演奏旅行、多くのアーティストとの共演など多くの実績を残している。
特にレコーディング分野では、新曲を中心とするCD作成に於いて、相当数のタイトルをリリースし、国内外で高い評価を受ける。また、国際交流にも積極的に参加し、文化庁文化国際交流事業に度々参加し、音楽監督として参加し好評を博す。併せて、海外への講習会にも招聘される。
現在、全国のバンドのアドバイザーとしての活動やコンクールの審査員、執筆活動や編曲活動など多くの成果を挙げている。近年はオーケストラ・合唱を指揮しての演奏会も多く、いずれも好評を博す。神奈川フィル、仙台フィル、シエナウインド、航空・海上自衛隊音楽隊との共演では意欲的なプログラムに取り組んだ。これまでに東京ミュージックメディアアーツ尚美、尚美学園大学、東京音楽大学、東海大学吹奏楽研究会で後進の指導に当たる。
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