バッハ(Johann Sebastian Bach 1685 1750)が50歳の時に書いたチェンバロ独奏のための曲です。協奏曲といっても独奏楽器と合奏というものではなく、ヴィヴァルディのような独奏楽器群と合奏楽器群による合奏協奏曲を意味しています。それを一台のチェンバロで表現した曲なのです。
実はバッハは若いころにヴィヴァルディを始めとするイタリアの協奏曲をチェンバロやオルガンに20曲以上も編曲しています。円熟期のバッハがまるで編曲作品のようなオリジナル曲を書いたことはとっても面白いことだと思います。
もうひとつの特徴は自筆譜に強弱記号が書かれていることです。これは独奏部分と合奏の部分を表しています。バッハは強弱が付けられる二段式チェンバロの演奏を指示していますが、単に強弱をつけるだけでなく、音色の変化も念頭にあったのではないでしょうか。チェンバロの音色を通して様々な楽器の音を想像する遊び心があったのかもしれませんね。
【収録曲】
・I. Allegro
・II. Andante
・III. Presto
新潟県立巻高等学校卒業。武蔵野音楽大学でトロンボーンを坂本辰則氏に師事し卒業。
1993年から2008年までオブロークラリネットアンサンブルの代表を務める。2009年1月にクアトロ・パッツァを加藤純子と共に立ち上げる。
世田谷学園、世田谷おぼっちゃまーずとオブローの為に多数アレンジをしている。
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