第16番:ヘ短調 (Con moto)
第17番:嬰へ短調 (Andantino)
第12番:ニ短調 (Presto)
ブラームス(1833-1897)は、北ドイツのハンブルクで生まれました。そこはアメリカに移住するハンガリーの避難民が多く、幼い頃からハンガリーの音楽に親しんでいました。またハンガリーのバイオリニストであるレメーニと親交もあり、バイオリニストのヨアヒムも彼の紹介でした。ブラームスはのちにウィーンに移り住みますが、そこにも多くのジプシー楽団がありました。いつも身近でハンガリーの音楽に触れていたわけですね。
ブラームスはハンガリー舞曲を21曲ピアノ連弾として作りました。当時連弾は家庭の団欒の場でよく演奏されたようです。前半の10曲は「編曲である」という断りを入れて1869年に発表されました。誰でも聴いたことのある超有名な第5番を始め、何曲かはオーケストラに編曲されたりしました。大ヒットを飛ばしたということですね。ところが盗作であるという訴訟まで起こされたためか、後半の11曲はブラームスの創作的な曲になっています。その中から第 12番、16番、17番を使って1曲にまとめてみました。平成16年度のアンサンブルコンテストで世田谷学園の為に編曲したものです。
新潟県立巻高等学校卒業。武蔵野音楽大学でトロンボーンを坂本辰則氏に師事し卒業。
1993年から2008年までオブロークラリネットアンサンブルの代表を務める。2009年1月にクアトロ・パッツァを加藤純子と共に立ち上げる。
世田谷学園、世田谷おぼっちゃまーずとオブローの為に多数アレンジをしている。
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