桜の花に受ける印象は"儚さ"。桜が花を開いてほんの数週間で散りゆく姿に"儚さ"を覚えます。ただ、満開に咲き誇っていた姿が幻だったかと思いきや散ったあとに水面に敷き詰められた花びらにまた圧倒されるものです。
桜の枝に咲き誇る実際に見る花びらではなく、それを映し出す水面からみた桜、そしてそこに散ってゆく花びらの情景を想い作曲しました。
冒頭は”間”を大事に、テンポや各楽器の入りをたっぷりとって演奏してみてください。(Fも同じく。カデンツァの扱いで自由に演奏してください)各セクションの終わりの音の処理を丁寧に意識することで次のフレーズを推進力かけて演奏できるかと思います。19~22小節のようなフルートの旋律は6連符を焦らずに、伴奏側がフルートの演奏しやすい形に寄り添ってください。和太鼓(大太鼓代用でもよいかと思います)はバチでたたくより素手でたたくイメージをしておりますが、鼓動・命を芽吹かせるようなイメージをもって演奏してみてください。
※和太鼓パートなしでも演奏できます。
※参考動画はまだありません。演奏動画を掲載させていただける方はぜひご連絡ください。
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